最優秀賞 石川県 金沢市立小坂小学校一覧にもどる
「法意識」と「相手意識」両輪からねらいにせまる著作権教育
~“守らなければならない著作権”から“守りたい著作権”にするために~
教諭 山口 眞希
受賞のことば
このたび、最優秀賞という栄誉ある賞を頂き本当に光栄です。初めての応募で不安でしたが、実践を認めていただいたことを大変うれしく思います。
本実践は、子どもたちにどんな力を身につけたいか考える中、何事に対しても「やらされるから」「怒られるから」という消極的な思いではなく、「正しいことをしたい」「誰かのために行動したい」という積極的な思いを持って行動できる子になってほしい、そんな教師の願いから生まれた実践です。「著作権を守ることは多くの人を守ること、未来の文化を守ること。それってとても素敵なことだよね!」というメッセージを子どもたちに伝えたいと考えました。
今回の受賞を励みに、今後も子ども自身が自分の生き方を考えられるような著作権授業を、子どもたちと一緒に創っていきます。ありがとうございました。
教育活動の概要 | 題名 | 「法意識」と「相手意識」両輪からねらいにせまる著作権教育 ~“守らなければならない著作権”から“守りたい著作権”にするために~ |
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対象学年 | 小学校6年生 | |
授業科目 | 総合的な学習の時間 | |
授業時間数 | 3時間 | |
実施期間 | 平成23年12月 | |
レポート・教材 | ||
ねらい | CDをコピーして友達にあげることの是非を考えさせることで、創作物には著作権があることを理解し、情報利用に関して実生活での判断力を養うことをねらいとした。 |
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内容 | 授業を展開するにあたり、法で禁止されているから守らなければいけないという動機ではなく、著作権を守ることで「多くのものを守れる、大切にできる」という前向きな動機から著作権を見つめてほしいと考えた。そこで、友達にCDをコピーしてほしいと頼まれた事例を設定し、児童に身近なアーティスト「ゆず」の曲とHPに綴られた曲に対する想いを素材として授業を展開した。 曲を通して多くの人へ平和の願いを広めたい作り手の想いと、だからと言ってコピーして配るのはよいのか?という考えの間で葛藤しながらも、「Happy Music Cycle」(日本レコード協会)で音楽創造のサイクルを考えるうちに、著作権を守ることは多くの人を守ること、さらには音楽文化を守ることにつながると理解することができた。 |
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成果と課題 | (成果) (課題) |
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生徒の感想 |
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選考委員コメント |