大阪市で4年ぶりに「市民のための著作権講座」を開催
去る6月25日(金)、大阪市の梅田センタービル(16階H会議室)において、「市民のための著作権講座」を開催しました。
大阪市での開催は平成18年以降4年ぶりとなるもので、地元の関係機関・団体からの強い要望にお応えする形で実現したものです。今回も、開催告知後の早い時期から定員を大きく上回る程の参加申込みがあり、当日は大盛況の中での開催となりました。
まず午前中は、青山学院大学名誉教授の半田正夫先生による「私たちの身近な著作権〜わが国における著作権制度の関連において」という演題で、講義が始まりました。
半田先生は、「歌会始事件」から「おふくろさん事件」まで、わが国の著作権制度を語る上でトピックとなる事件を紹介しながら、著作権制度がいかにわれわれの身近な法律であるか、また、インターネット時代の著作権法はどうあるべきかなどについて、わかりやすく解説してくださいました。
午後は、著作権解説ビデオ「上戸彩の著作権早わかり」の上映のあと、弁護士の北村行夫先生の講義「『デジタル出版』の登場と著作権の仕組み」が行われました。
北村先生には、iPadに代表される閲覧用端末による、いわゆる「デジタル出版」の登場が、現代の著作権制度にどのように関係してくるのか、また、われわれはどのような点に注意を払わなければならないのかなどについて、細部にわたって解説していただき、参加者の理解がより深まりました。
参加者からのアンケートでは、「市民向けの内容で大変わかりやすかった」「著作権制度に関して実務の観点からの問題提起が大変興味深く、勉強になりました」「このような有意義な講座は毎年開催してほしい」などの声が多数寄せられました。
本講座の開催に際しましては、ご後援いただきました大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、NHK大阪放送局、産経新聞社をはじめ関係各方面から多大なご協力をいただきました。皆様にはこの場を借りまして厚く御礼申し上げます。
*本講座は、社団法人私的録画補償金管理協会(SARVH)の著作権制度普及を目的とする共通目的基金をもとに実施しました。
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