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ケーススタディ・シリーズ 第3集



原本は小冊子になっております。

図書館と著作権
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デジタルブックでご覧いただくこともきます。(B6判 44ページ)

デジタルブックはCRICが配布する冊子を試読するために、著作権者の特別の許可を得ているものです。印刷冊子とは色や形状が必ずしも一致しておりませんので予めご了承ください。

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はじめに
近年、社会の情報化、国際化が急速に進展する中で、著作権に関する関心が高まってきています。それとともに、著作権法の概要、著作権制度の仕組みについて述べられた書物も、各方面から発行されるようになってきています。
著作権の全般にわたる専門家や実務家にはそのような書物が便利と思われますが、専門家に限らず、著作権問題が私たちの身近なところで語られるようになっていることにも配慮する必要がありましょう。例えば、「著作権法の全体ではなく、とりあえず今、○○に関連する著作権制度の考え方を知りたい。」「自分の職務上、どのように著作権が関わっているのかを学びたい。」といった、従来の解説書の切り口とは異なった観点からの、しかも、著作権問題に初めて直面した人のための解説書、入門書が求められているように思われます。
当センターでは、このような要請に応えようと、ケーススタディ・シリーズの発行を企画しました。本書は、その第3集として、図書館に関連する著作権問題について編集したもので、平成12年4月に最初の版を刊行しましたが、その後の著作権制度の改正や読者から質問の多い事項に設問を差し替えるなどの改訂を図ってきました。今回は、平成21年の著作権法の大改正を受けて、更に、質問を追加その他所要の改訂を行っております。
ケーススタディ・シリーズは第1集から第3集まで、著作権問題を様々な切り口で整理し、それぞれの専門家の協力や文化庁の監修を得ながら、毎年継続的に発行しています。本書が、図書館における著作権制度の普及に資することを望んでいます。
 
社団法人 著作権情報センター



 質問をクリックするとアンサー画面に移ります。

Q1 どのような図書館でも権利者に無断で複写サービスができるのでしょうか。
Q2 コイン式複写機を用いて複写サービスを行うことに問題がありますか。
Q3 著作権法第30条の「私的使用のための複製」の規定により、図書館内においてもコイン式複写機で全文の複写ができると聞きましたが、そうなのでしょうか。
Q4 複写サービスができる「著作物の一部分」とはどの範囲でしょうか。
Q5 定期刊行物に関する「発行後相当期間」とはどの程度と考えたら良いのでしょうか。
Q6 自館にない資料について利用者から複写請求があったので資料を所蔵している他の図書館に文献の複写依頼をして対応したいのですが、よろしいでしょうか。
Q7 ビデオソフトを図書館の外に貸出してもかまいませんか。音楽CDの貸出とは違うのでしょうか。
Q8 最近、図書館の雑誌の付録にCD-ROMやフロッピーが付いている場合がありますが、館外貸出をしてもかまいませんか。
Q9 市立の図書館で子どもたちに対してお話し会(朗読サービス)を、視覚障害者など障害を持っている市民に録音物の提供などのサービスをしようと考えています。著作権で注意すべきことはありますか。
Q10 デジタルカメラや携帯電話を使って資料を撮影する利用者がいますが、図書館としてはどう対応したらいいのでしょうか?
Q11 当館では、「図書館だより」に絵本や本の表紙を写真に撮り、毎月新着図書の紹介として載せ、また、その図書館だよりをそのままホームページにも載せておりますがよろしいでしょうか?
Q12 大学図書館では、「機関リポジトリ」を開設して当該大学の研究者の研究成果物を図書館のホームページに登録し、世界に情報発信することが数年前より行われていますが、著作権的に留意すべきことは何ですか?
Q13 国立国会図書館の「納本制度」とは何ですか。また、所蔵資料の電子複製化について著作権法の改正があったと聞きましたが、どのような内容ですか。