過去のお知らせ一覧

    最新のお知らせ一覧にもどる

    おしらせ

    2012.11.30
    「市民のための著作権講座」を名古屋市で開催
    2012.11.30
    東京特別研修を実施

    2012.11.30  「市民のための著作権講座」を名古屋市で開催

    毎年全国各地で開催している「市民のための著作権講座」(主催:CRIC)の今年度第5カ所目の講座を、11月30日(金)、名古屋市のダイテックサカエで開催しました。名古屋市での開催は2010年度以来9回目で、150名の方が受講されました。

    講座はまず、日本大学大学院知的財産研究科教授の土肥一史先生による講義「私たちの生活の中の著作権法」で始まりました。土肥先生は、著作権法の誕生から、昨今の改正の見直しや課題について解説されました。

    著作権解説ビデオ「上戸彩の著作権早わかりPART2」の上映をはさみ、午後からは弁護士の水越尚子先生の講義「進化するインターネットサービスと著作物の利用」が行われました。

    水越先生は、インターネット環境の発展に伴って、法改正や裁判所の判断がどのようになされてきたかを解説されました。

    本講座にご後援いただきました愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、NHK名古屋放送局、中日新聞社をはじめ、関係各方面から多大なご協力をいただきました。皆様にはこの場を借りまして厚く御礼申し上げます。

    ※本講座は、一般社団法人私的録画補償金管理協会(SARVH)の著作権制度普及を目的とする共通目的基金をもとに実施しました。

    2012.11.30  東京特別研修を実施

     去る2012年11月19日から11月30日までの約2週間にわたり、「アジア地域 著作権・著作隣接権のエンフォースメントに関する特別研修」(通称:東京特別研修)を実施しました。

    今回で20回目を迎えるこの事業は、WIPOと文化庁が協力して実施する「アジア地域著作権制度普及促進事業」(通称:APACEプログラム)の一つでもあり、本研修は、著作権・著作隣接権のエンフォースメントを主要テーマとして、参加国のエンフォースメントの取組強化を支援することを目的としています。その中で、当センターは、国際協力・国際交流事業の一環として、平成6年から継続して、研修プログラムの策定や期間中の研修生の受け入れ、引率などを担当しています(具体的な日程は、『コピライト』誌2012年11月号をご覧ください)。

    今年度の研修は、著作権制度の企画立案に直接携わる著作権局職員を対象とし、中国、ベトナム、マレーシア、ネパール、パキスタン、バングラデシュから各2名、計12名が参加しました。また、WIPOから、谷村隆昌・アソシエイトオフィサーが来日されました。

    初日の開講式後、まず、都築 智・文化庁長官官房国際課海賊版対策専門官による講義「日本における著作権制度の概要と最近の動向」から始まり、続いてWIPO谷村氏から「著作権に関する国際的な法的枠組と現在の動向」について、木下和幸・sarah事務局長から「私的録音補償金制度」についての講義が行われました。2日目には土井輝生・早稲田大学名誉教授から「著作権法の概要」についての総体的な講義が行われ、その後、学識者、関係団体の方々から著作権保護の現況とエンフォースメントなどについてご講義をいただきました。

    講義は、主に当センターの会議室で行われましたが、JASRACと東京税関には、訪問して受講しました。

    講義をお引き受けいただいた皆様は前述の講師の方々をはじめとして、北村秀明氏(警察庁)、地道秀明氏(警察庁)、木下祐二氏(ACCS)、早川義英氏(出版者著作権管理機構)、大野香子氏、北沢 光氏、大野 久氏(JASRAC)、田口祐司氏、山本淳子氏、福本 潤氏(東京税関)、井田泰弘氏(内閣官房知的財産戦略推進事務局)、増山 周氏(芸団協CPRA)、楠本 靖氏(RIAJ)、内藤嘉紀氏(NHK)、永野行雄氏(コンテンツ海外流通促進機構)、森川さつき氏(東京地方裁判所)、大江修子氏(弁護士)の方々です(講義日程順)。この場を借りてお礼申し上げます。

    大楽光江・北陸大学未来創造学部教授をモデレーターとしたカントリーレポートでは、各国からの研修生の代表が、自国の著作権制度の整備状況や違法行為への取り組みの現状などについて報告しました。また、大楽教授は、前もって、この研修への参加目的、学びたいこと、自国の著作権制度の問題点、他の参加者と話し合いたいことについて、ペーパーでの提出を求め、その内容を考慮しつつ、討論をモデレートしました。

    最終日のラップアップミーティングでは、自国の課題、将来への展望などについて話し合われ、また、今後のプログラムへの希望も述べられ、今後につなげました。

    研修生は、いずれの講義も非常に熱心に受講し、業務遂行に関連する著作権・著作隣接権の知識習得に努めました。各講義では多くの質疑がなされ、特に独自の実務経験を背景にした質問が目立ち、今後の業務に役立てようとする積極的な姿勢を垣間見ることができました。各国の研修生同士が、それぞれの国の実情に関する情報を交換したり、休憩中には、他国の参加者との交流を深めたり、同国からの参加者と習得した内容を確認し合う姿も見られました。

    最終日の閉講式では、作花文雄・文化庁長官官房審議官から、研修生一人一人に修了証が授与されました。引き続き行われたフェアウェルパーティーには、講師の方々をはじめ関係団体の皆様のご出席を賜り、APACEプログラムとして、11月26日から1週間にわたりJASRACで実施されていた集中管理団体研修に、モンゴル、インド、スリランカから参加した研修生も加わり、大変盛大なものとなりました。

    今後も、文化庁のご指導、学識者ならびに関係団体の方々のご協力を賜り、本事業を実施してまいります。

    *この事業は、一般社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)の著作権制度の普及を目的とする共通目的基金をもとに実施しました。

    ページの上部へ戻る